営業電話がかかってきた時のビジネス英語での対応

電話が鳴り、受話器を持ち上げて「もしもし?」と答えると、「○○者の××と申します。現在、弊社はオフィス向けのコピー機を…」などの内容でした。いわゆる営業電話であり、正直、「うっとうしい…」という感じでしょう。

「あ、スイマセ~ン。今、担当者がいないので~♪」と、うっとうしい電話を一蹴することも可能でしょう。しかし、これが「英語」となると話は別です。そもそも営業電話かどうかも分かりませんし、下手にあしらったとしても、「実は重要な電話だった…」というケースも考えられます。なので「焦る人」も出てくるんですよ。

しかし、「それほど心配する必要はない」と言えるケースがほとんどですね。「えっ?でも英語は聞き取れないし…、重要な電話かもしれないし…」と不安になる方もおられるでしょうが、「気にする必要がない根拠」を下に列記していきます。

まず、「アポなしでの電話」は欧米や欧州のビジネスの世界ではあまりありません。「電話は相手の手を止めてしまう」という配慮のもと、いきなり電話をかけるのはマナー違反なのです。

したがって、電話がかかってくるとすれば、「事前にその時間に電話がかかってくることは確認済み」というケースが多いですね。一方、アポなしでかかってくることも考えられますが、その場合は「氏名と社名」を相手は必ず答えてきます。

したがって、「聞き覚えのない名前と社名」であれば「うっとうしい営業電話の可能性」が非常に高いと言えるでしょう。気に入らなければ電話を切れば良いだけです。さらに、前述の通り、「いきなり電話をかけるのはマナー違反」を思い出して下さい。営業電話をかける方からすれば、「何とかして好印象を持ってもらい、成約に結び付けたい」と考えているはずですよね?

その場合、はたして「マナー違反の可能性がある」というアポなしの電話を、営業電話として掛けてくるでしょうか?詐欺目的であれば違うでしょうが、相手がまじめに商売をしている人間であれば、「あえてマナー違反な方法で電話をかける可能性は極めて低い」となりますよね?

したがって、日本のように「バンバン営業電話がかかってくる」という風習は、アメリカやヨーロッパではあまり見られないのです。つまり、上記で解説したとおり、「それほど心配する必要はありませんよ」という結論に結び付くことがお分かりでしょうか?ところが、それでも「アポなしの営業電話」がゼロというわけではありません。

その場合は、「The representative is out of his desk at the moment. Would you send me email or fax? I’ll give it to him later.(現在、担当者が不在なのです。メールやファックスでお送り下さい。後ほど担当者に渡しておきますので)」と言っておけば良いですね。もちろん、それでも相手が食い下がる場合は、遠慮なく「ガチャン!」と受話器をおけば良いのです。