子供の英会話学習における英語教材の功績

ここで紹介するのは、ある方の実体験です。仮にBさんとしますが、この方は32歳の女性です(2012年での年齢です)。Bさんは、5年ほど前より英語教材で自宅・独学での英会話を勉強してきました。今ほど英語教材に注目が集まっていない頃であり、それほど種類も多くなかったのですが、その中から最も実績のある1つを選び、それでずっと練習を重ねてきたんですね。

時々、外国人とのコミュニケーションを目的とした交流会やイベントにも参加して、練習した英会話を実践することも怠りませんでした。結果、2年半ほどで基本的な日常会話にはそれほど困らなくなり、それが嬉しかったため、新しい英語教材を購入して新たに勉強を開始されたのです。

英会話の練習は、実に根気のいる作業です。短期間で伸びるほど甘い世界ではないんですね。しかし、Bさんのようにコツコツと練習を重ねた場合、着実にスキルは上がっていくのが面白いところなのです。そして、Bさんが29歳の時、結婚という人生の転機を迎えました。

いわゆる「できちゃった結婚」なのですが、新しい家族が同時に2人も増えたことはとても嬉しかったそうです。ほどなくして子供が生まれ、家族3人での生活がスタートしたのですが、Bさんはお子さんが言葉を話し始める前より英語で話しかけていたそうです。

その結果、Bさんのお子さんが最初に発した言葉が「マミー(お母さん)」だったんですよ。どの家庭のどのご両親でも同じだと思いますが、やはりこれからの時代を考えると、子供への英会話教育は欠かせません。

まずはキレイな日本語を身に付けることが先決ですが、将来の雇用がグローバル化することを考慮すれば、「日本語+英語」のコミュニケーションスキルは欠かせなくなるのです。Bさんも、そのことは熟知していました。

そこで、「父親は子供に日本語で話しかけ、母親は子供に英語で話しかける」という、まさに2段階によるバイリンガル教育をしているんですね。Bさんのお子さんは、まだ3歳にもなっていません。しかし、会話をすることが大好きな活発なお子さんであり、日本語と英語がまじりあったような「不思議な言語」になることも多いそうです。

バイリンガル教育をしていれば、このような「不思議な言語」になることは多いと言えるでしょう。子供があまりにも小さいため、「これは日本語、こっちは英語」の区別がついていないのです。

したがって、子供からすれば普通に話しているつもりなのですが、実際の会話の中には「日本語+英語」の表現が多く見受けられるのです。もちろん、子供が成長するにつれて自然に解消していくことなのですが、Bさんは将来のお子さんのバイリンガルな姿を想像しているそうです。

Bさんが5年前に手にした教材、本来であれば「自分の英会話のため」が目的でした。しかし、月日が流れると共に自分を取り巻く生活環境が変わり、過去に手にした英語教材による恩恵が、意外なところで発揮されることもあるのです。人生、何が幸いするか分かりませんね。まさに、「万事塞翁が馬」ですな。