make の意味・使い方

英語の単語の中でも、最も基本的な単語と言える make は、どのような意味をもつでしょうか。辞書を引いてみると、沢山の意味がありますが、基本的にはなにかを作り出す意味が、make にはあると言っていいでしょう。

でも、そのあとに単純に目的語だけが続く場合と、さらにそのあとに補語が続く場合は、意味・用法が大きく異なってきます。たとえば、I’ll make some coffee for you. あるいは、 I’ll make you some coffee. 「コーヒーをお作りしましょう」の場合は、coffee が前者の文において、you と coffee が後者の文において目的語の役割を果たしています。

後者の文では目的語が二つあって、you と coffee なのですが、youは間接目的語(誰に向かって与えられるかを示す語、与格とも呼ばれる)、coffee は直接目的語(与えられる対象物、与えられるものを示す、対格とも呼ばれる)にそれぞれなっています。

My mother made me a doctor. 「お母さんが私を医者にしてくれた」といった文では、me は目的語で、doctorは補語であると考えられます。こういった文では、me が、doctor に変わるという意味で、上記の他の例文とは異なっています。

また、 make の使い方にはどのようなものがあるでしょうか。英語の基本的な動詞は、用法が多岐にわたっていますが、make もそのようにいろいろな使い方が存在します。

まずは、単純に目的語を使って「作る、作成する」という意味の例文です。 Let me make salad. 「サラダを作らせてください」 しかし、これに加えて、Let me make salad for you. 「あなたにサラダを作ってあげましょう」のように、作ってあげる相手を表すことができますが、その代わりに、Let me make you salad. と言って、同意の文を表すことも可能です。

この場合は、目的語として you と salad の二つが存在することになります。そうかと思えば、you と a better man を使って、Let me make you a better man. 「君を今よりはましな人間にしてあげるよ」のような言い方もできます。

この場合、you と a better manの関係は、you と salad の関係と違って、you 自体が影響を受けて、変質して a better man に代わるということであるのに注目してください。a better man は、you に代わるものである場合は、目的語ではなく補語と呼ばれます。