英文法では目的語の「後ろの表現」を勉強しよう

「基本的な英作文には問題ありませんが、長い文章を作ることが出来ません。どうすれば殻を破ることが出来ますか?」と悩まれる方も多いでしょう。たしかに、「私は彼を助けた」など、極めて簡単な英作文は非常にシンプルです。多少の英文法を知っている人であれば誰でも作ることが出来ると思いますよ。

しかし、「私は彼が荷物を運んでいるのを助けた」となった場合、すぐに英文が頭に思い浮かんでくるでしょうか?パッと思い浮かんだ方は、英会話の中級者と言えるでしょうね。ポイントは、「目的語の後につなげる表現を練習する」という部分にあります。

「荷物を運んでいるのを助ける」という場合、「運んでいる最中に、手を差し伸べる」ということになりますので、いわゆる「進行形」ということになります。この場合は、「I gave him a help carrying his baggage.」となりますよね。一方、次の場合はどうでしょうか?

「私は彼を見た」は「I saw him」になりますが、これだけではどんな場面か見えて来ません。一般的な会話でも、「~しているのを見た」となりますよね?たとえば、「昨日、彼が道を歩いているのを見た」という場合は、「歩いている最中の彼を見た」となり、やはり進行形の文法が使えます。

つまり、「I saw him walking down the street yesterday.」という文章が完成するのです。さらに、目的語の後ろは進行形だけとは限りませんよ。「私は彼を見た」という場合でも、「道を尋ねられている姿を見た」というケースでは、「道を尋ねられている最中の彼を見た」となり、進行形でありながら「受身形」にする必要があります。

つまり、「I saw him being asked the way.」という英文が完成することになります。さらにさらに、今度は形容詞を目的語の後ろに付けてみましょう。たとえば、「カバンが開いているのを見た」という場合は、「I saw a bag」を基本の英文として、目的語である「bag」の後ろに「開いている(open)」を付けるのです。

「I saw the bag open.」という英文が完成することになります。逆の表現は「I saw the bag closed」ですね。いかがですか?英会話初心者の多くの方に共通してみられるポイントとして、「目的語までは英文を作ることが出来るが、その後ろに何も続かない」ということがあるのです。

特に難しく考えることなく、「どんな状態か?」や「どんな姿を?」を進行形や受身形、あるいは形容詞を入れるだけでOKなのです。この練習を繰り返しておけば、徐々に1つの文章が長くなっていき、より自然に近い英会話のスキルへと変わっていくのです。簡単なことなので、ぜひ出来るように練習を繰り返しておきましょう。