英語のリスニング練習は天気予報が効果的

「リスニングを鍛えるのはどうすれば良いですか?」という質問もよく耳にしますが、皆さんはどうすればリスニング能力が伸びると思いますか?以前は、「とにかく聞けば良い」と言われていました。一種の根性論というか、「最初は暗中模索で全く聞き取れないが、徐々に聞こえるようになってくる」という手法です。

極めて古典的というか、今の時代にはそぐわない方法と言えますね。なぜなら、「レベルや目的に応じて段階的に鍛えた方が、最終的には上達が早い」と言えるためです。「とにかく聞け」の方法を例えるならば、ヒョロヒョロの男が「キントレをして強くなりたい!」と思った時、いきなり20キロの鉄アレイでトレーニングをするようなものです。

1回持ちあげることも出来ないでしょうし、すぐに腕を痛めてしまいそうです。もちろん、それでも根性論で筋トレを続ければ、そのうちに1回は持ち上げられるようになるでしょう。つまり、「上達はしているものの、方法がきわめて原始的」なのです。普通は「3キロ→5キロ→7キロ…」のように、段階的に重量を重くしていきますしね。

そっちの方が、圧倒的に筋肉が付くスピードが速いですから。このように、リスニング練習をする上でご自身のレベルや学びたい英語の種類を明確にして、それに応じて段階的に鍛えていく方が有利なのです。そこで、英会話が全くの初心者である場合、「天気予報」はいかがでしょうか?

英会話初心者と言えば、たいていは「ディズニーなどのアニメを見れば良いのでは?」と思ってしまいそうです。事実、多くのスクールやネット上の情報でも、「ディズニーは良い」と言われています。たしかに、その意見には反対しません。

ゆっくり話してくれますし、使うべきではないスラングなどもありません。まさに、「日本語を勉強する外国人がサザエさんを好んで観る」という状況と似ているでしょう。しかし、私の個人的な意見を言えば、「天気予報」の方が良いと思うのです。

より実生活に密着したトピックですし、実際に英語でのあいさつや会話の始めなど、天気の話題から始めることが多いのです。「Hi, beautiful day!」などのあいさつは、コミュニケーションの基本ですから。

しかも、天気予報には難しい専門用語も少ないですし、1つ1つの文章も短くなっています。したがって、難しい用語を含んだ長いアナウンスを理解する必要がなく、その意味では英会話初心者向けのコンテンツと言えるのです。

ネットの動画ニュース、たとえばBBCやABCなどのサイトにアクセスして、天気予報の動画を探してみましょう。必ずあるはずですので、まずはそこから生の英語に触れ、リスニング練習の入り口として利用しておきましょう。