リスニングで伸び悩んでいる方へのヒント

長期留学経験者は、外国で毎日のように英語で生活をしていたため、当然ですがリスニング能力も高いレベルになって帰国されます。しかし、「毎日聞いているだけで伸びる」というのは留学独特の練習方法であり、日本国内で実践するには非常に難しいと言えるでしょう。

毎日何時間も英会話スクールに通うわけにもいきませんし、毎日何時間もリスニング教材と「にらめっこ」するわけにもいきません。そこで、「とにかく聞きまくる」という手法を捨てて、「部分的な強化」という手法を採用してみましょう。

そもそもリスニングとは、英語を聞いて理解する能力の「総称」なんですよ。細かく分けると、「発音された英語をキャッチできる能力」「聞いた英単語やフレーズの意味を理解する能力」「理解した内容を頭の中にキープしておく能力」の3つがあると考えて下さい。

詳しく解説すると、リスニングとは「まず英単語やフレーズを聞く」という作業から始まります。この時点で音をキャッチできなければ意味がありません。したがって、「日常会話の中で頻出する単語やフレーズ」に特化したリスニング教材を購入して、音をキャッチできる能力を鍛えることが重要なのです。

続いて、「キャッチ出来ても、その意味を理解できない」ではどうしようもありません。ある程度の単語力やイディオムの知識を頭に入れておく必要があるのです。その場合は、上記の日常英会話の単語やフレーズに特化したリスニング教材を購入しても良いですし、あるいは毎日のように英語の雑誌などを読む方法が有効でしょう。

今ではスマホからフルブラウザでオンラインの英語情報を無料でゲットできますしね。そして最後に、これが最も重要なのですが、「理解した内容を頭の中にキープしておく能力」ですね。

聞いてもすぐに忘れてしまうようでは、聞き終わった後に何も残らないことになってしまいます。しかし、意外と克服は簡単かもしれませんよ。大切なのは、「あれっ?さっき何て言ったっけ…?」と立ち止まらないことなのです。

立ち止まると次のフレーズを聞くことが出来ませんので、「立ち止まらない」ということが重要なんですね。「でも、それでは結局聞き取れないことと同じなのでは?」と思ってしまいそうですが、立ち止まらずに聞いて内容が頭に入って来ない理由は、「音をキャッチ出来ていない」や「キャッチしてもその意味を理解できていない」という原因があるためなのです。

したがって、その場合は「日常英会話で頻出するフレーズのリスニング教材」で、一般的な単語やフレーズのピンポイントリスニングを強化しておきましょう。そうすることで、日本国内に居ながらにして効率良くリスニング能力をアップさせることが出来るのです。