英語の長文読解は「スキャニング」で行うこと

英語の長文読解を苦手とされる方も多いと思います。ただでさえ日本語でも読むクセがない人にとっては、英語の長文読解は苦しみ以外の何物でもないかもしれません。しかし、「スキャニング」というスキルを駆使すれば、苦手だった長文も少しは早く読めるようになるはずです。

スキャニングは日本語で「飛ばし読み」ということになりますが、各文章の最も重要な単語(1~3つ程度)を抜き出し、それらを連鎖させて読んでいく手法です。

分かりやすく日本語の文章で解説してみましょう。「蝙蝠(こうもり)は暗闇の中を自由に飛ぶことが出来る。これは、特殊な器官から超音波を出すことによって障害物などの位置を特定し、何も問題なく飛行できるのだ」という文章があるとします。

2つの文章で構成されている記述ですが、最初の文章で最も重要な単語はどれでしょうか?もちろん「蝙蝠」ですね。続いて「自由に飛ぶ」も重要でしょう。

では、2番目の文章の中で、最初の文章と連鎖出来る表現や単語を抜き出していきます。ポイントは「自由に飛ぶ」に連鎖できる表現です。いかがですか?勘の良い方ならピンと来ているかもしれませんが、「超音波」が重要語句でしょう。

このように、最初の文章の中から重要な表現や単語を抜き出し、それに連鎖出来る表現や単語を次の文章から抜き出します。

このように「飛ばし飛ばし」で読むことをスキャニングと呼んでおり、長文全体の概要を取るためには非常に有効なスキルと言えます。最初は慣れないかもしれませんが、練習するごとに出来るようになってくるはずです。ぜひ皆さんも、スキャニングで長文読解の苦手意識を克服しておきましょう。