スピーキングの上達が早い人の特徴

スピーキングの練習に関しては、「上達が早い人」と「遅い人」に分かれます。上達が早い人に対しては、「センスがあるのか?」と思ってしまいますし、遅い人の場合、「センスがない…」と落ち込んでしまうでしょう。たしかに、言語習得に関しては一定のセンス(才能)はあると思います。

しかし、言語習得の才能には「大きな差はない」と言えるケースが多く、多少の差はあれど、それほど気にする問題ではないと思われます。「でも、やっぱり早い人と遅い人の違いが出るのですが…」と思われるでしょうが、早い人には「上達が早い理由」があるのです。

したがって、「才能の違い」ではないと考えて下さい。具体的には、「頭の中に知識がある人」ということになります。私自身も英会話講師の経験がありますが、自然な英語かどうかは別として、「受験勉強を頑張った人」は文章を作るのが上手いのです。たどたどしくても、何とか通じる文章になっているんですね。

一方、受験勉強をしていない人や、当時の勉強の内容をすっかり忘れている人の場合、ごく基本的な文章ですら作るのが難しいと思います。「受験勉強は英会話とは関係ない」という意見もありますが、それは「会話として自然な表現ではない」という考え方が基本となっています。

しかし、自然かどうかは別として、「文章を作ること」が最も重要なテーマなのです。したがって、たとえ少し不自然な文章であっても、「受験勉強が全く無駄になる」ということはないでしょう。

もちろん、受験勉強の内容が頭に残っている人というのは、文法力も頭に残っていることになり、「なるほど。その表現はそのような文法で作れるのか」と、理解するスピードも速いんですよ。結果、「上達が早い」ということになり、やはり「才能の有無」ではないと思います。

では、「受験勉強の内容が頭に残っていない人」は、このまま上達の遅さに耐えるべきでしょうか?もはや、諦めるしかないのでしょうか?そんなことはありませんよ。そこで、「ごく簡単な文法書」を手にして下さい。

あるいは、英文法の解説が中心となっている「英会話教材」でも構わないでしょう。そもそも、「会話の上達が遅い」という背景には、「頭に中に文章を組み立てる部品がない」という点が関係しているのです。

ならば、大人になってからでもそれを補ってやれば良いだけの事だと思いませんか?文法の勉強は、直接的には英会話の上達には関係のないことかもしれません。しかし、「文法なし」では崩れた英語にしかならないため、基本的な部分はシッカリと勉強した方が有利なんですね。