英会話に必要な最低限のフレーズを覚えよう

「英会話を始めたいのですが、一から文法や単語の勉強をするのは嫌です…」という方も多いですね。熱血漢の指導者からすれば、「甘えたことを言うんじゃない!」と怒ってきそうですが、私は個人的に「それなら別の方法で良いのでは?」と考えています。

なぜか?そもそも英会話とは、コミュニケーションをするためのツールなのです。自己修練ではありません。滝行のように自分を肉体的・精神的に追いつめて新しい何かを発見する世界ではないのです。

むしろ、「好きこそ物の上手なれ」のことわざの通り、「楽しみながら学習する」こそ英会話の上達には相応しい環境なのです。したがって、「一から文法や単語を勉強するのは…」という考え方は悪くありません。しかし、「じゃあ、文法や単語の勉強なしで、どうやって英会話を上達させるのですか?」という問題が浮かび上がってきますよね?

勉強の好き嫌いに関係なく、「習得する」は誰にでも共通した目標なのです。その場合、「とりあえずは、コミュニケーションに最低限必要な分だけを覚える」が有効な勉強法でしょう。具体的な文法や難しい単語の習得は後回しです。後で必要になれば覚えれば良いだけですから。

まず、「ここだけは押さえておきたい」というフレーズに特化して、英会話を鍛えていく手法が有効なんですね。そのような方法を目的に作られた英語教材は多くありますが、「エブリディイングリッシュフレーズ」などは人気教材として注目度が高いと思います。

基本的には上記の通り、「最低限必要なフレーズだけをマスターする」が教材のコンセプトになっているのですが、エブリディイングリッシュフレーズでは、「304個のフレーズ」に特化されています。しかし、単純にフレーズや単語が収録されているだけではありません。

たとえば、挨拶に関しても立場や状況によって色々なフレーズがあることに気付きます。常に「I’m fine, thank you!」とは限りませんからね。しかし、いくら体調が悪いと言っても、「I’m bad today…」と答えるのはマズイですね。

英語の世界では、「気分が悪いから話しかけないで欲しい」と受け取られてしまうため、そこでコミュニケーションが終わってしまうことになります。つまり、単純に304個が収録されているだけでなく、「英会話の世界のニュアンスを大切にしている」がモットーなのです。

もちろん、1つ1つの単語やフレーズに関しても、言葉の向こう側にあるニュアンスを含めた解説が付属していますし、リスニングと活字の両面で「ニュアンスを含めた本当の表現集」を学ぶことが出来るでしょう。これは大きいと思いますよ。だって、よく日本人が使う「Maybe…」も、本来であれば「Probably」や「Perhaps」の方が良いのです。

また、場合によっては「Probably」よりも「Perhaps」を使った方が良い場面もあるんですね。そのようなニュアンスを含めたフレーズの知識の積み重ねこそ、自然な英会話能力を習得する第一歩と言えるかもしれません。