英語の発音矯正の教材について

発音矯正、多くの日本人が悩む分野でもありますね。基本的には発音矯正は後回しでも良いのですが、ある程度の英会話能力が備わってきたのであれば、やはりネイティブの発音を身につけておきたいものです。

なにしろ、日本語と英語の発音の仕組みは全く違うのです。したがって、日本人がネイティブに近い発音で英語を話すと、それだけで周りに与えるインパクトというか、説得力が一気に増すんですよ。ところが、肝心の発音矯正の方法は意外と難しいものです。

発音矯正を目的としたスクールもあるのですが、まだまだニーズが少ないのか、大都市圏内にいくつかあるだけなのです。これでは地方にお住まいの方は発音矯正をすることが難しいですし、英語ネイティブとの会話量を増やすことで徐々に鍛えていくしかありません。

ところで、「スコット・ベリー」という方をご存知ですか?英語ネイティブなのですが、実は「意外な研究家」でもあるのです。スコット氏を簡単に説明すると、「日本人にネイティブの発音を身につけさせる方法を研究している人」ということになります。

要するに、日本語の発音と英語の発音の違いを徹底的に研究して、それをセミナー形式で日本中を飛び回り、多くの日本人に教えている人なのです。発音矯正の世界では「知る人ぞ知る有名人」なんですね(皆さんはご存知でしたか?)。

そのスコット氏が英語教材を発表し、それが「スコット・ベリーの発音大学」なのです。なかなか珍しいですね。英語教材のカテゴリに分類できると思うのですが、中身は「発音矯正」に特化しているのです。試しに私も実践したのですが、「最も面白い」と感じたのが、「発音が完全に理論化している」という点です。

そもそも発音とは音であり、活字ではありません。したがって、正しい発音を辞書で調べて知ることは出来ないんですね(発音機能付きの電子辞書は別ですが…)。つまり発音矯正の世界では、「理論化は難しい」と言われ続けてきたんですよ。

やはり英語ネイティブとの会話量を増やし、徐々に自然的に矯正されていく方法しかなかったんですね。一方、スコット氏が発表した発音大学では、徹底的に発音の理論化に成功しており、「なるほど~、そういう仕組みなのか…」と、私は自然的に発音矯正をした人間ですが、改めて理論で見ると大変興味深く感じられました。

もちろん、理論だけが解説されているのではなく、DVDを見ながら発音練習をするプログラムも収録されていますし、理論と実践練習の両面から発音矯正できるのは有効な方法だと思います。というか、これがあれば発音矯正のためにスクールに通う必要は全くないと感じましたよ(スクール関係者の皆さん、ゴメンなさい…)。