英語の時制を意識したライティング

英語のライテイングをうまくしようと思う人は、時制に気をつける必要があります。日本語では、過去形と呼ばれる、「~した」という形が、英語の時制から見た場合、幅広く使われる傾向があります。たとえば、「(お母さん)おなかがすいた」と言った場合、「すいた」の部分は単純に過去を表しているのではありません。

この文は、お母さんに向かって、何か食べ物を要求する文章なのですから、現在の話者の状態を表していると考えられます。もしも、単に過去を表しているならば、「1年前、おなかがすいた」という文章も可能となりますが、これは変な文章です。

つまり、動詞の形だけを見ると、「すいた」と過去形のように見えても、実際は、お母さんに向かって、「私のおなかはとっくにすいた状態になってしまっていて、今食べ物がほしい」と訴えているのが、この文の本当の意味と言うことになります。

このような場合、英語では、I am hungry. と現在形で表しますから注意が必要です。おなじように、「学校が終わった、放課後になった」も、School is over. が、正しい英語ですし、「春が来た」も、Spring has come. のようになります。このように、日本語の表面上の時制をうまく状況に合わせて英語の時制を選ぶのが、ライテイングの向上につながります。